<飯塚オート:日刊スポーツ杯エキサイティングバトル>◇最終日◇5日
山陽37期で伸び盛りの丹下昂紀(24=山陽)が見事な差しを決めて、飯塚では初、通算3度目の優勝を決めた。
5枠の丹下は、スタートで中尾貴志を押さえ込んで4番手に浮上すると、前にいる岡松忠、城戸徹を差して展開を作った。4周目には山陽のベテラン吉松憲治をインから差して先頭に立つと、後続を突き放す強いレースで優勝を決めた。
「飯塚ではずっと跳ねて悩んでいたんですけど、今日はうまくいきました。自分はまだ下手で試走も出ないんですが、スタートで行ければ展開を作っていいところがあるかなと思っていました」
淡々と振り返るが、それが丹下の持ち味だ。最後まで冷静なレース運びにも、それが表れた。
「最後はとにかく跳ねないように、滑らせないようにって感じで、うまくグリップを落として走れました」
この日発表された26年後期適用ランクでは、B級3位からA級26位と大幅にランクアップ。福岡鷹、浅倉樹良らスター選手もいる37期の中でも、存在感が徐々に増している。次走の飯塚ミッドナイト(8~10日)に向かって「冷えてくるとあんまり跳ねないイメージがあるので、うまく調整できたらいいなと思っています」と決意表明。今後の活躍も期待できそうだ。