<戸田ボート>◇最終日◇9日
新エンジン初降ろし開催は、1枠の木下翔太(35=大阪)がインから力強く押し切って完勝。先月の地元住之江に続いて今年4度目、通算では30度目の優勝を飾った。
終わってみれば圧勝だった。4カド小池修平がコンマ15の好スタートを決め、3コースの西岡顕心も攻めかかってくる展開。木下は冷静に1Mを先に回り、強烈な出足で突き放した。「仕上がりは抜群だった。いいエンジンやと思います。最近の中でも一番パワーを感じた」とニッコリ。そして「若松G1とも遜色なかった」と、初のG1制覇となった若松周年を引き合いに相棒の29号機を褒めちぎっていた。
今年はG1、G2を制し、苦手意識のあった戸田でもこれで2度目の優勝。今期の勝率は8点を超えており「近況は絶好調です」と本人も認めるほど快進撃が続く。それでも、見据えているのはずっと先だった。「正直、年末はそれほど意識していなくて。来年あたりにSG戦線に戻れればと思っています」。今は着実に結果を残すときだと自覚している。
次戦は地元住之江での「大阪ダービー・摂河泉競走」。7月に続く、地元連続優勝へ、木下が凱旋(がいせん)する。