【競輪】2度目の挑戦で養成所合格の小川佑希也「プロになれたことがゴールじゃない」/武雄

ふと目にした動画から競輪選手を目指した小川佑希也

<武雄競輪>◇F2◇前検日◇8日

諦めていた夢に火がついたのは、高校3年生の時だった。小川佑希也(22=千葉)は今後の進路に悩んでいたところ「動画を見ていたら、たまたま中野浩一さんの世界選V10の映像が流れてきた。すごいと思って見ていくうちに、競輪選手っていう道もあるんだ。自分もなりたいって思うようになりました」。

中学、高校と卓球をやっていたが、県大会でも優勝には手が届かないレベル。小さい頃に思い描いた「プロのスポーツ選手に」という夢はいつしか消えていたが、中野浩一氏の激走を目にしたことで「目指さないで終わるのは嫌」と、夢が再燃。2度の挑戦で養成所の試験に合格した。

「選手になれたのは師匠の鈴木(浩太)さんをはじめ、練習仲間の山中(秀将)さん、染谷(幸喜)さんたちのおかげ。自分は本当に人の縁に恵まれています」と感謝、感謝。今後は結果で恩返しをしていく段階だが、デビュー後まだ一度も決勝に乗れていない。

「プロになれたことがゴールじゃない」。スタートダッシュには失敗したが、勝負はこれから。身長162センチで仲間から“ちいかわ”と呼ばれる小川が、どこまで強くなれるか注目だ。