<戸田ボート>◇最終日◇30日
12R優勝戦は1枠山田康二がコンマ02のフライング。6枠の上平真二(52=広島)が、5コース進入から2段まくりで抜け出し、決まり手は恵まれで優勝した。24年10月蒲郡一般戦以来、通算75度目、戸田では通算4度目となった。
進入から大きな動きがあった。3枠中村有裕が3コースのカドを選択。上平もピット離れが良く、本番では5コース進入。まくりを狙う中村に対し、1枠山田も早いスタートで応戦。結果、山田がコンマ02のスリットオーバーに散ると、先まくり中村の外を2段でまくった上平が前に出てそのまま押し切った。
「優勝戦は5コースになったので、攻めていきたいと思いました。自分は精いっぱいのスタートで行けたし、1Mもしっかり攻めていけた。朝、ペラをたたいて乗ったら回転が上がって回ってからが良くなった」。冷えてエンジンが回りやすい条件になったのも、上平にはプラスに作用した。
「約2年ぶりの優勝? チャンスはたくさんあったんですけど…。結果、優勝ができて良かった。僕的にはちょっとびっくりしているところはある。優勝は気持ちのいいものなので、これからも1走1走しっかり走っていきたい」
今後の目標には、ボート界でも有数のユーチューバーらしい、気の利いた返事が返ってきた。「地元宮島のマスターズチャンピオンも終わっちゃったし…。金利も上がってきたことですし、住宅ローンを支払えるように賞金を稼いでいきたいな、と思います」とコメントした。
「戸田はいい思い出も、苦い思い出もあります。決して嫌いではない水面なので、また呼ばれた時はしっかりと走っていきたい」。好相性の水面でしっかり結果を出した。次走は10月4日からの三国G1。一般戦Vの勢いでグレードレースも活躍を狙う。