【オートレース】負けず嫌いな青山周平SG最多22度目V 高橋貢上回り「また頑張る」/浜松SG

優勝した青山周平は賞金ボードを掲げる(撮影・柴田隆二)

<浜松オート:日本選手権オートレース>◇SG◇最終日◇3日

青山周平(41=伊勢崎)が0メートルオープン2枠からトップスタートで出てそのまま10周回を逃げ切って無傷の6連勝で3年ぶりの大会優勝を飾った。通算22度目のSG制覇となり、21度で並んでいた高橋貢を上回り、単独でSG最多優勝記録となった。2着は鈴木圭一郎、3着には佐藤励が入った。

青山周平が積み重ねてきたSGタイトル数で、ついにオート界NO・1の22度に到達した。

優勝戦は試走3秒29の1番時計タイ。「試走から感触は良かった。思い切りスタートを切らないと、と思った。整備をいろいろ手伝ってもらって下周りとプレート交換して、最後に一番良くなりました」と手応えばっちりで臨んだ優勝戦だった。

「スタートで何とか先頭に立てたけど、すぐに7(枠の鈴木圭一郎が)がすっ飛んできて。やっぱ、そうですよね~って」。覚悟していた通り、鈴木がすぐ後ろで抜くチャンスをうかがった。

ただ、周回していくが、なかなか差が詰まらない。むしろ、じわじわ鈴木が引き離されていく。仕掛ける隙を1度も与えないまま、本人にとって長かった10周回逃げ切りで最多SGVを達成だ。

ウイニングランに出る前に青山は、自身のロッカーから「SG最多22V」と描かれた法被をまとって再登場した。ウイニングラン、表彰式で大歓声を受けた。

「SG22度Vはすごいですよね~。高橋貢さんの記録をせんえつながら、1つ抜かさせていただいて。選手のお手本、教科書といわれる貢さんの記録を更新させていただいたので…。最多SG優勝は目標にしていたから達成できてうれしいです。また記録を更新できるよう、一生懸命頑張ります」

そして、言葉を続けた。

「ただ、負けたくない。1着を取るためにどうするか、を考えてきました。スタートの精度とか、まだまだ改善する余地がある。これからも常に挑戦という気持ちです」

誰よりも負けず嫌いで、誰よりも努力して勝ち取ったSG最多V。年末のスーパースター王座決定戦トライアルを勝ち進んで、さらに記録更新を狙っていく。