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森保監督のチーム作りが実を結ぶ 次も勝つ/秋田塾

<アジア杯:日本3-0イラン>◇準決勝◇28日◇UAE・アルアイン

日本は次も勝つ。優勝すると言い切ってもいいだろう。イラン戦でそれほどのチームの成長を感じた。大会前もけが人が多く、メンバーも思うようにそろわず、準々決勝まで1点差勝利と苦しい戦いが続いた。ただその間も、森保監督はぶれずにチームの枠を大きく、選手層を厚くしようとやってきた。もちろん、大迫が戻って結果が出たという部分もあるが、就任以来のチーム作りが実を結んだ勝利だと感じる。

イラン・アズムン(右)とヘディングで競り合う冨安(撮影・河野匠)
イラン・アズムン(右)とヘディングで競り合う冨安(撮影・河野匠)

チームは生き物。苦しんでトーナメントを勝ち上がって戦う中で、成長し一体感が生まれる。この1勝でより、チームは自信を手にしたはずだ。先制点の場面。イランのDF陣は笛も鳴っていないのにプレーをやめた。DFとしてあってはならないことだが、その1回のチャンスをモノにした勝負強さ。日本も強くなったと感じた部分だ。

同じDFとして冨安には触れておきたい。何度か話したことがある。素質があるのはもちろんだが、何より素直で真面目で勤勉。徹底してやり切る、それくらいの意識じゃないとDFは大やけどしてしまうポジション。何がいいって、彼は性格がいい。細かいプレーも全て見て、あらためて、そう確信した。

(日刊スポーツ評論家)

 ◆秋田豊(あきた・ゆたか) 1970年8月6日、名古屋市生まれ。愛知高―愛知学院大を経て93年鹿島入り。4回のリーグ優勝などに貢献。98、02年W杯日本代表。名古屋、京都を経て07年に引退。10年京都、12年町田の監督を務める。J1通算391出場、23得点。

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