なでしこ高倉監督「危険」準決韓国戦はイ・ミナ警戒

練習を行う鮫島(撮影・鈴木みどり)

2大会ぶりの頂点を目指すC組1位のなでしこジャパンが今日28日、準決勝でA組1位の韓国と戦う。27日はパレンバンの試合会場近くで約1時間調整し、高倉麻子監督(50)は「氷の上を歩くような展開になるかもしれないが、辛抱強く勝利を引き寄せたい」と4大会連続の決勝を目指す。

韓国とは今年4月のアジア杯で0-0のドロー。かつて日本でプレーしたMFチ・ソヨンら中盤にタレントがおり、指揮官は「(MF)イ・ミナの飛び出しも危険」とINAC神戸に所属する背番号7の名前も挙げた。その美貌で「韓国のビーナス」と称されるキーマンに、同僚のDF鮫島は「(守りの)ラインコントロールを意識したい」。勝てば90年北京大会からの全8大会メダルが確定する。