日本代表MF井手口陽介(20=G大阪)が15日、関西空港に帰国した。

 13日のW杯アジア最終予選イラク戦の後半に後頭部を強打し、同17分に負傷交代。病院で脳振とうと診断され、チーム本隊から1日遅れの帰国となった。「大丈夫だったんですけど、安静にしていた。(負傷直後は)フラフラしたけど、記憶もあります」と話した。

 井手口は7日の国際親善試合シリア戦に途中出場し、代表デビュー。イラク戦には先発出場した。「試合に出させてもらって、代表としての責任や期待の重みを感じた。試合には少ししか出てないけど、定着していきたい」と力を込めた。

 脳振とうの場合は、試合復帰まで最低5日間を擁するという日本協会のルールに従い、17日神戸戦は欠場する。