サッカー日本代表は23日、東京近郊で30日の国際親善試合ガーナ戦(日産ス)とW杯ロシア大会へ向けた国内合宿3日目の練習を行った。

 この日から合流したDF槙野智章(31)は「年齢的にも上になってきましたし、スタッフもよく知っている人たちが入ってきたので、下の世代と上の世代とに自分がいい形で入って、いい雰囲気をつくれたらいいかなとは思います」と話した。

 ガーナ戦に向けては「各ポジションでサバイバルはある。でも日本人の良さはチームが輝いてこその個人の良さだと思う。アピールよりもチームがうまくいくためにまず考えてやることが必要。自分もアピールしたい気持ちは人一倍強いですけど、まずは監督のやりたいことを考えることが必要だと思います」と気持ちを引き締めていた。

 昨年11月、そして今年3月の欧州遠征などを通じて海外組との差を痛感したことも明かし「国内組の選手にとって、国内でプレーするだけでは、海外でプレーする選手には正直言って勝てない。自分の置かれた状況でいかに厳しく、レベルアップするか」と話した。

 毎回の代表合宿で海外組の選手と交流し、自身の成長にもつなげているといい「年下の海外で頑張っている選手からいろんな話を聞いて刺激を受けることもあるし、年上の選手から話を聞くこともある。そういう自分の環境作りの成果はあったかなと思います」と胸を張った。

 また、代表でのFW本田圭佑の存在感についても明かし「食事会場でも、笑い声だったり話し声は間違いなく彼が1番だと思いますし、自然と中心にいる。そこにひっついて僕もわちゃわちゃしてますけどね。(補佐役?)そうですね。だと思います」と笑わせていた。