サッカー日本代表が14日、大分県内で国際親善試合ベネズエラ戦(16日、大分銀行ドーム)へむけた合宿3日目を行った。

GK権田が、憧れの川口の引退を惜しんだ。神奈川県内の小学校に通っていた当時、横浜の守護神として活躍していた川口を目標にしていた。「能活さんに憧れて低いパントキックを蹴ったり、ボールに飛び込むようになったりした」と振り返る。川口が指導者としてGK育成に励む意思を持っていることについて「楽しみです。J1からJ3、海外移籍も経験した選手で、世界と対等に戦えたGK。日本人でも世界に通用するということを伝えていってくれると思う」と期待を寄せた。

日本がワールドカップ(W杯)に初出場した98年フランス大会以来、W杯の試合に出場したGKは川口、楢崎、川島の3人だけ。現在は若手GKの台頭も目立つようになった。権田は「やはりGKはあの3人だよねと言われたらダメですし、そこはプレッシャーを感じず、それぞれの良さを出して、日本のGK像をつくれれば」と話した。