日本サッカー協会(JFA)は11日、「日本代表アイデンティティ」を策定したことを発表した。

日本代表らしさ、日本人らしさは何かという考えをもとに、日本代表に関わるすべての人が共有すべき価値観として「誇り、責任、礼節、団結、覚悟」と5つをキーワードに掲げた。

また「日本代表、それは夢の舞台で躍動する集団」「日本の代表として戦う誇りを心に刻み」「勝利を目指してひとつに団結する」「すべての関わりに対して感謝し」「日本中の応援を力に変えて、世界に挑み続ける」という声明も発表された。

これについて田嶋幸三会長は「これらの要素は日本サッカー礎を築いた先人たちや日本代表選手たちが培ってきた日本の伝統。姿勢と行いを範として選んだ」と説明した。策定に至った理由については「バトンを受け継ぎ、次の世代につなげていくことは、日本代表がより強く、魅力的な存在になるために不可欠なこと」と話した。