アジア杯UAE大会(来年1月5日開幕)に出場する日本代表に、ワールドカップ・ロシア大会代表FW武藤嘉紀(26=ニューカッスル)が追加招集されることになった。FW浅野拓磨(24=ハノーバー)が選出後に負傷。水面下で打診を受けたニューカッスルが公式サイトで「当初は23人のリストに入っていなかったが、選ばれた」とフライング発表し、異例の形で明らかになった。

この後、Jリーグアウォーズ出席を終えた日本代表の森保監督が取材に応じ「浅野が(左)内転筋を肉離れしたと報告を受けたので、武藤を呼べればなと思っている」と認めた。続けて「協会にお願いはしている。あとは成立するかどうか」と慎重に話したが、この対応後、日本協会が追加招集を正式に発表。武藤の森保ジャパン初招集が決まった。

ニューカッスルの説明によると、武藤は来年1月2日のマンチェスター・ユナイテッド戦後にUAEへ向かい、代表に合流。チームの勝ち上がり次第でリーグ戦4試合とFA杯1試合を欠場する可能性があるとも伝えられた。