日本サッカー協会は31日、女子W杯フランス大会(6月7日開幕)に出場する日本代表からFW植木理子(19=日テレ)が離脱し、代わりにFW宝田沙織(19=C大阪堺)を招集すると発表した。

植木は代表の国内事前合宿前、最後のリーグ戦だった5月19日の長野戦で右膝を負傷。そのまま22日からの合宿に合流したが、全体練習には1度も参加できず。27日のフランス入り後も別メニュー調整が続いていた。高倉監督は26日の国内合宿終了後「復帰の見通しが立っている選手もいるので、ここから上げていきたい」とメンバー変更を否定していたが、わずか5日で1人目の離脱者を出すことになった。

宝田は昨夏のU-20W杯フランス大会で、その植木と2トップを組んで優勝に貢献した。トレーニングパートナーとして今大会の国内合宿に参加していた。169センチの体格を生かした力強いドリブルなどが持ち味で、クラブを通じ「日本代表の誇りと責任を持って、優勝できるように、チームのために精いっぱい頑張ります」とコメントした。