【レンヌ(フランス)24日=松尾幸之介】サッカーワールドカップ(W杯)フランス大会で日本と戦うオランダが公式会見を行った。

決勝トーナメント1回戦を翌日に控え、ウィーフマン監督(49)と背番号10を背負うMFファンデドンク(27)が出席。日本撃破への自信をみせた。

オランダにとっては、17年欧州女子選手権女王の看板を引っさげて臨むW杯。ウィーフマン監督は「欧州選手権以上に重要なハイレベルなものになる。日本の試合映像は見ましたし、しっかりとアセスメントを行って明日に備えている」と話した。

オランダと日本は4年前の15年W杯カナダ大会決勝トーナメント1回戦でも対戦し、日本に1-2で敗れている。ファンデドンクは「4年前はうまくいかなかったが、明日の試合は勝たないといけない。もちろん自信はあります。日本にはボールを持たせないようにしたい」とリベンジを誓った。

ウィーフマン監督も「お互いに同じレベルにあると思う。日本は4年前は動きのある試合を仕掛けてきて本当に強かった。オランダも4年間かけてチームを作り上げてきたので、日本の挑戦を受けて立ちたい。全力を尽くすだけです」と力を込めた。