東京五輪世代のU-23(23歳以下)日本代表は同カタール代表と引き分け、1分け2敗のB組最下位で大会を去ることになった。

後半28分、先制点は日本代表のFW小川航基(磐田)だった。ペナルティーエリア手前でMF食野のパスを受けると、右足でミドルシュート。低い弾道でゴールネットを揺らし「引いてくる相手には大胆なシュートも大事になると思っていた」と振り返った。

それでも3戦未勝利での敗退となり、表情は固いままだった。前半ロスタイムにMF田中碧(川崎F)が退場処分となる苦しい展開だったが「1人少ないとか関係なく、今は悔しい気持ちでいっぱい」。続けて「正直、こんなに力がなかったのかと。本当にこのままではいけない」と、危機感を募らせた。