日本協会は16日、日本代表(FIFAランク28位)が対戦する10月9日のカメルーン(同53位)、同13日のコートジボワール(同61位)戦がオランダのユトレヒトで開催されると発表した。日本協会はオランダ協会と、10月のIMD期間(5~13日)に同国内で合宿することに合意していた。

同合宿中、日本代表は新型コロナウイルスの影響もあり、欧州組だけで約30人招集する予定で、14日の技術委員会に報告済み。国内組はリーグ戦の日程が詰まっていることや帰国してから2週間、所属クラブに合流できない可能性が高いため、招集を見合わせるとみられる。そのため、日本から渡欧する森保監督は欧州にとどまり、11月のIMD(欧州開催予定)までの約1カ月半は帰国せずに欧州に残り、今回招集を見合わせる選手らを含めて視察などをする予定だ。

渡欧状況はカメルーンとコートジボワールも日本と同じで、欧州の就労ビザがない選手は呼びにくい。そのため、10月の2戦はお互い、欧州組だけのベストメンバーで試合が組まれる可能性が高い。現在、両国と試合開始時間の調整に入っている。日本協会は、日本時間の午後8~10時のキックオフを主張しており、近日中には正式発表される。