日本代表MF守田英正(26=サンタクララ)が、MF遠藤航(29=シュツットガルト)が不在の中、アンカーの適性を示す。

26日、オンライン取材に対応。25日に遠藤がコンディション調整のため、代表活動から途中離脱することが発表された。

アンカーの不在を受けて、守田は「僕自身、慣れているポジションがアンカー。自分も出来るよということを見せられるチャンスかなと思う。むしろチャンスだと思っていますし。普段見られない一面を見せるチャンスかなと思います」とアピールし続ける。

「ポジショニングだったり、ビルドアップの部分だったり、いろんなところを見てもらいたいと思う」と遠藤との違いを示す。

金光大阪時代は、どちらかと言えば、攻撃的な選手だった。「守備が嫌いで苦手だった」。そこから流通経済大へ進学し、スタイルは変わった。

「大学では守備が出来ないと、試合に出られなかった」と振り返る。「大学で『日本では、奪い取る、刈り取る選手が少ない。そういう選手を目指しなさい』と言われて。本当にありがたかったかなと思います」とかみしめた。

29日はアジア最終予選の最終戦のベトナム戦(埼玉)を控える。常にアピールを欠かさず、本大会へ向けたサバイバル競争を勝ち抜く。