なでしこ阪口「おい、おい!」審判にパス直撃後失点

日本対オーストラリア 後半、シュートを放つ阪口(撮影・田崎高広)

<リオデジャネイロ五輪女子アジア最終予選:日本1-3オーストラリア>◇29日◇金鳥スタ

 なでしこジャパンのMF阪口夢穂(28=日テレ)が、頭を抱えた。前半41分に中盤からサイドチェンジしようとして蹴ったボールが、不運にも審判を直撃。そのこぼれ球を拾われて失点した。

 阪口が蹴った地点から審判までは、距離もあり、よけることは十分可能のようにも見えた。そのため、阪口は「(審判が)よけようとして(逆に)ボールに当たっていましたから。さすがに『おい、おい!』って思いましたけれど。『よけて当たるか~?』って。アンラッキーとしか言いようがないです」と振り返った。