大儀見が痛烈持論「試合の意味全員が理解してない」

前半、競り合う大儀見(撮影・清水貴仁)

<女子リオデジャネイロ五輪アジア最終予選:日本1-2中国>◇4日◇金鳥スタ

 FW大儀見優季(28)は淡々と、そして痛烈な持論を展開した。

 「他の国のレベルも上がっているのは確か。自分たちのレベルが上がっていない。メディアも含めて認めていかないといけない。改善しないと成長した姿を見せられない」。チームの雰囲気にも違和感を感じていたようで「個人としては、この試合に負けることが、何を意味するのか理解して臨んだ。でも、全員の選手が理解していたかというと、そうじゃなかった。それは中でやっていて感じた」と胸中を吐露した。

 その上で「まだチャンスは残っている。あきらめず次の準備をしていくだけ」と、リオデジャネイロ五輪のわずかな可能性を信じた。