ハリル日本がシリア下し首位突破、最終予選に弾み

日本対シリア 後半、MF香川真司は、振り向きざまにボレーシュートを決め、2-0とする(撮影・江口和貴)

<W杯アジア2次予選兼アジア杯予選:日本5-0シリア>◇E組◇29日◇埼玉

 ハリル日本がシリアとの首位攻防戦となった最終節を制し、1位突破を決めて最終予選に弾みをつけた。

 序盤から主導権を握り、前半17分にオウンゴールで先制。その後も再三、決定的なチャンスを迎えながら前半は1点リードのまま折り返したが、後半21分にMF香川真司(27=ドルトムント)のゴールで追加点。さらに同41分、FW本田圭佑(29=ACミラン)もゴール。終了間際にも香川とFW原口が立て続けにゴールを決め突き放し、そのまま勝利した。

 日本は6月のキリン杯2試合を経て9月1日にW杯最終予選の初戦(対戦相手、会場未定)を迎える。同予選の組み合わせ抽選は4月12日に行われる。