手倉森監督OA枠欧州組こだわらずも可能性は捨てず

東京-福岡戦を視察するハリルホジッチ監督(左)とU-23手倉森監督(撮影・浅見桂子)

 リオデジャネイロ五輪に出場するサッカー男子日本代表の手倉森誠監督は29日、本大会で3人まで招集できる24歳以上のオーバーエージ(OA)枠について、欧州でプレーする選手にはこだわらない姿勢を示した。東京・味の素スタジアムで行われた東京-福岡を視察後、取材に応じた。

 当初はフル代表の主力を要望していたが、欧州視察を終えた霜田正浩技術委員から欧州組の招集は困難、との報告を受けた。「簡単にいくとは思っていない」と理解を示し、一方で「リミット(期限)まで動いてくれると聞いている」と可能性を捨てずに見極める考えも口にした。