熊本出身の植田「次に生かしたい」初主将で完封演出

試合後、場内1周でサポーターにあいさつする植田(撮影・清水貴仁)

<国際親善試合:U-23日本3-0ガーナ>◇11日◇ベアスタ

 熊本県宇土市出身のDF植田直通(21=鹿島)が主将としてチームをけん引し、完封勝利に貢献した。

 手倉森ジャパンでは初めてキャプテンマークを巻いて試合に臨んだ。「九州 熊本震災復興支援チャリティーマッチ がんばるばい熊本」として行われた一戦で無失点に抑え、「前半はみんな、いいプレーができた。みんなで声かけあってできたのでよかった」と話した。

 ガーナはリオデジャネイロ五輪1次リーグB組初戦のナイジェリアを仮想した相手だった。快勝にも「まだまだできることがあった。課題もあった。次に生かしたい」と表情は引き締まったままだった。