藤春広輝と塩谷司、OA枠で五輪代表入り内定と発表

広島DF塩谷(左)とG大阪DF藤春

 日本サッカー協会は14日、リオデジャネイロ五輪に出場する男子U-23(23歳以下)日本代表が行使する、24歳以上のオーバーエージ(OA)枠の3人に絞り込まれていた、DF藤春広輝(27=G大阪)とDF塩谷司(27=広島)が正式に同枠で五輪代表入りすることが内定したと発表した。

 これで、すでに絞り込まれていた3枠3人のうち、FW興梠慎三(29=浦和)以外が決定。興梠も今後、正式発表される見込みだ。

 手倉森監督は日本協会を通じ「リオデジャネイロ五輪では、タフさが求められます。そういう意味で2人ともタフですし、藤春選手はアップダウンの活動量、塩谷選手は対人の強さと高さを兼ね備えており、最終ラインの守備力と攻撃力を高めてくれることを期待しています。2人は間違いなくU-23年代の選手より経験があります。日本代表にはまだ定着しきれていませんが、これからの伸びしろがものすごくある選手たちです。U-23日本代表のレベルを引きあげてくれると共に、2018年のロシア(W杯)を見据えているこのチームで、彼らも成長する可能性があると思います」とコメントした。