U23矢島10番の仕事弾「期待に応える責任ある」

前半、勝ち越しゴールを決め、指を立てて喜ぶ矢島(撮影・江口和貴)

<キリンチャレンジ杯:U23日本 4-1 U23南アフリカ>◇29日◇長野・松本平広域公園総合球技場

 MF矢島慎也(22=岡山)が前半45分に勝ち越し弾を決めた。

 DF室屋成(22=東京)とのワンツーで相手の守備陣形を崩し、室屋のグラウンダークロスに右足を振り抜きネットを揺らした。

 FW中島翔哉(21=東京)が離脱中に背番号10を託され、「決めたのは監督だし、この期待に応える責任はある」とキッパリ。エース番号にふさわしい活躍も「10番は翔哉が背負ってきたし、自分の気持ち的には翔哉にと。自分は何番でもいいです」と謙虚だった。

 快勝に「結果を残せて良かった」と話す一方で「どの試合にも反省はある。もっと、スピードアップするところ、落ち着くところのメリハリを自分がつけなければいけなかった」と勝ってかぶとの緒を締めていた。