タラゴナ鈴木大輔、ハリル日本初招集の可能性浮上

16-17年シーズンのタラゴナDF鈴木

 スペイン2部タラゴナの元日本代表DF鈴木大輔(27)が、ハリルジャパンに初招集される可能性が浮上した。12日、アジア・サッカー連盟がW杯ロシア大会アジア最終予選の予備登録メンバーを約5カ月ぶりに更新。日本は鈴木、MF関根貴大(インゴルシュタット)と6月に呼んだDF三浦弦太(G大阪)が追加され、計100人になった。

 関係者によると、鈴木は予備登録だけでなく31日のオーストラリア戦(埼玉)と9月5日のサウジアラビア戦(ジッダ)に向けた55人の大枠リストにも入っていることが判明。日本のセンターバックは吉田が左太もも打撲、森重が左足首手術で、今季絶望と負傷者が相次いでおり、12年ロンドン五輪で吉田と組み4強入りした鈴木の招集を日本協会が本気で検討し始めた。

 鈴木は今月4日、バルセロナとの練習試合(1-1)に先発した。メッシら一部主力は不在だったが、後半22分に交代するまで無得点に抑えるなど好調を維持している。招集されればアギーレ監督時代の14年10月以来2年10カ月ぶりとなる。