ハリル監督「勝つためのトライ、準備をしなければ」

W杯組み合わせ抽選会に出席しロシアから帰国しファンからの声掛けに手を上げ笑顔で応えるハリルホジッチ監督(右)。左は羽生通訳(撮影・江口和貴)

 W杯(ワールドカップ)ロシア大会の組み合わせ抽選会(1日、モスクワ・クレムリン)に出席していた日本代表バヒド・ハリルホジッチ監督(65)が3日、千葉・成田空港に帰国した。待ち受けた報道陣から「対戦相手について飛行機の中で考えましたか?」と聞かれると「その質問をたくさん受けてきました」と苦笑い。しかし、すぐ真剣な表情に切り替え「いい結果を残せば抽選結果が良かったと言える。ほかの3チームは我々より格上。ただ、我々はツーリスト(旅行者)としてロシアに行くわけではない。勝つためのトライ、準備をしなければいけない」と話した。

 日本は1次リーグH組に入り、欧州ポーランド、南米コロンビア、アフリカのセネガルと同居。来年3月の海外遠征(予定)に向けて「3チームとも違った特徴を持っている。似たような特徴、プレーをするチームと3月には対戦したいですね。最もレベルの高いブラジル、ベルギーとは既に対戦した。なので3月、W杯の前にはアフリカ、欧州や南米のチームと対戦したい」と希望を口にした。

 渡航中、J1では川崎Fが逆転優勝を果たした。モスクワでも結果を受けて祝福していたが、あらためて「川崎は偉業を成し遂げました。(2位転落の)鹿島は大きなアドバンテージを持っていたが、最後の2節で望む結果を得られなかった。川崎をたたえたい」と称賛した。

 その上で、川崎Fから得点王のFW小林ら5人を選出している東アジアE-1選手権(9~16日、味スタ)に向けて「川崎の多くの選手が戦います。同じように高いパフォーマンスを見せてほしい」と期待した。