なでしこ高倉監督「世界との大きな差は否めない」

カナダとの5、6位決定戦で攻め込む菅沢(左)(ゲッティ=共同)

 なでしこジャパンはカナダに0-2で敗れて6位に終わった。

 国際サッカー連盟(FIFA)ランキング9位の日本は、同5位のカナダに前半20分に先制された。後半5分にミスから2点目を失い、終了間際には田中(日テレ)がPKを失敗した。オランダ-スウェーデンの決勝は悪天候のため中止され、両チーム優勝となった。

 日本は4月1日に長崎県でガーナと親善試合を行い、来年の女子ワールドカップ(W杯)予選を兼ねたアジア杯(6~20日・ヨルダン)に臨む。

 ◆高倉麻子・日本女子代表監督の話 シュートがほとんど打てなかったのは残念。肉体的な強さやスピードで、世界との大きな差は否めない。ボールの動かし方に工夫が必要で、連係を高めないといけない。

 ◆菅沢優衣香の話 相手は予想していた通りの強さで、チームで崩し切れなかった。少し焦りすぎた部分があり、FW陣がなかなかシュートまでいけなかった。

 ◆中島依美の話 (先制点は)自分の手に当たって、その隙にシュートを打たれた。自分にもチャンスはあったがブロックされた。相手は速さが違うので、もっと早く打てばよかった。