なでしこW杯切符!高倉監督「みんなよく耐えた」

日本対オーストラリア 前半、大声で指示を出す高倉監督(撮影・浅見桂子)

 なでしこジャパン(FIFAランク11位)が8大会連続となるワールドカップ(W杯)出場を決めた。同6位のオーストラリアに対し後半18分にMF阪口夢穂(30=日テレ)が先制ゴール。同41分に同点とされたが1次リーグB組2位で準決勝進出を決め、8チーム中上位5チームに与えられるW杯出場権を手にした。

 高倉麻子監督(49)は試合後「前半は特に攻め込まれる時間が長かった。そういう展開はわかっていたがみんなよく耐えてくれた。後半、相手の足が止まったところで1点というプラン通りだった」と話した。

 17日(日本時間18日)に中国との準決勝に臨む。高倉監督は「(追いつかれたのは)残念ですけど、ここからまた優勝目指して頑張りたいです」と頂点を見据えた。