酒井宏樹も心奪われた、森保監督バス渋滞中の名采配

後半、ファウルでPKとなり主審に抗議する酒井(中央右)(撮影・江口和貴)

<国際親善試合:日本1-1ベネズエラ>◇16日◇大銀ド

得点を決め、PKも与えてしまった日本代表DF酒井宏樹(28=マルセイユ)は「(得点は)翔哉(中島)のボールが良かった。練習でここに蹴ってくれと言っていたところにピンポイントで来た。(PKを与えた場面は)ポジショニングが裏目に出た。冷静にならないといけなかった」と話した。

渋滞で大幅に会場入りが遅れた。試合前からトラブルに見舞われたが「(同乗の)監督が落ち着かせてくれた。素晴らしい監督。『たまにはこういうこともある』と言ってもらった」と、バスの中の森保監督の“采配”に心を奪われたようだった。