遠藤航は中盤の防波堤、割り切り守備で完封の立役者

日本対サウジアラビア 前半、ビシ(左)と競り合う遠藤(撮影・河野匠)

<アジア杯:日本1-0サウジアラビア>◇決勝トーナメント1回戦◇21日◇UAE・シャルジャ

2大会ぶり5度目の優勝を狙う森保一監督率いる日本(FIFAランク50位)は、20歳のDF冨安健洋(シントトロイデン)の国際Aマッチ初ゴールでサウジアラビア(同69位)を下してベスト8進出を決めた。

MF遠藤航(25=シントトロイデン)2試合ぶりの先発で存在感を見せた。前半からボールを回され続けた中、中盤の防波堤に。後半7分に自陣ゴール前の1対1でボールを奪い切った場面など、完封の立役者になった。「1点を取ったことで、余計にブロックをつくる流れになってしまったかな」と振り返りつつ「持たれることは予想していたので割り切った」と話した。