50歳森保監督「良く動けるな」カズに驚きと尊敬

横浜FC対福岡 前半、福岡DF三国ケネディエブス(後方)と競り合う横浜FC・FWカズ(撮影・たえ見朱実)

日本代表森保一監督(50)が7日、ホームのアビスパ福岡戦で先発したJ2横浜FCのFWカズ(三浦知良、52)に尊敬の念を示した。

この日、J2愛媛-岐阜を視察した同監督は試合後に取材対応。自身が持つJリーグ最年長出場記録を52歳1カ月12日に更新したカズに対して「ほんと良く動けるなって思いますよ、驚きと尊敬です。私より2つ上の先輩が、まだ現役でいると思うのは自分のことを考えるとすごいなと思います」と驚嘆した。

森保監督自身も、金曜日から鹿島-名古屋、札幌-大分、愛媛-岐阜と3日間とも日帰りで視察行脚。移動だけでも大変だが「いい試合見られるというところで試合会場に足を運ばせていただいている」と謙虚だった。

この日は東京五輪世代の愛媛MF神谷とMF長沼を視察。愛媛の先制点は長沼のクロスからで、神谷は2点目を絶妙なパスでアシスト。2-0の勝利に導いた2人については「東京五輪世代の選手がチームの中で積極性を持ってプレーしている、チャレンジしている姿勢を見られて良かった」と満足そうにし、会場を後にした。