森保監督「W杯予選、東京五輪へ日本の成果に」

森保監督(19年5月23日撮影)

南米選手権(コパ・アメリカ=6月14日開幕、ブラジル)に臨む日本代表のメンバー発表が24日、東京・JFAハウスで行われた。森保一監督(50)は「派遣義務のない大会に対し、Jリーグ、大学の皆さんには、シーズンが続いている中で戦力的にもダウンするのに協力していただき、感謝申し上げます。ありがとうございました。海外クラブも、本来は休ませたい中で協力していただきました。感謝の気持ちを申し上げたいと思います」とまず頭を下げた。

南米選手権については「南米のチームと真剣勝負をして、派遣していただいた選手たちが、コパを経験することによって、所属クラブに帰った時に派遣して良かったな、経験した選手がクラブへ帰ることによって刺激になり、いいものになっていくことを祈りながらコパで活動してまいります」と話した。

東京オリンピック(五輪)世代が中心の構成で、経験する意義を問われると「東京世代の選手を今回、多く選出させていただきました。選出の仕方の点では、私がA代表と五輪代表の監督を兼任していることで、日ごろからA代表のラージグループとして見ています。その中でキリンチャレンジ、コパとある中でレベルアップしていけるか。理由はたくさんありますけど、若い選手が、コパに出られることによって、選手の成長につながり、来年の五輪へプラスになる。東京で金メダルを取ろうと思っています。Aで活躍できる力を持った選手が五輪に出るくらいでないと難しい。コパは、A代表として戦って1試合でも多く勝ち進む。厳しい戦いの中で成長してくれればプラスになる。W杯予選、東京五輪へ日本の成果につなげていければと思っています」と意気込んだ。