11年Vメンバー5選手挑む史上初快挙/なでしこ3

ドイツ大会で優勝し、喜ぶ日本代表イレブン(2011年7月17日撮影=PIKO)

ベテランと若手の融合だ。サッカー女子の日本代表「なでしこジャパン」は、今大会参加24カ国中、平均年齢が2番目に若いチーム編成となった。その一方で、チーム最年長のDF鮫島彩(31)ら5人が、11年ドイツ大会から3大会連続出場を果たした。「Allez!(仏語で「行け」の意)なでしこ」最終回は、若いチームを支えるベテランに迫った。

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なでしこジャパンは14年のU-17ワールドカップ(W杯)や18年のU-20W杯を制したMF長谷川、DF南、FW遠藤ら若手が多数招集された。平均年齢は24歳7カ月で、今大会出場チームの中ではジャマイカの23歳7カ月に次ぐ2番目の若さとなった。

DF鮫島は「自分が若い時も先輩たちの立ち居振る舞いで救われたことが数え切れないほどあった。それを伝えていくのは自分たちの務め」と自覚十分に話した。

高倉監督は来年の東京オリンピック(五輪)も見据え、「若手には経験を積んで日本の将来を作ってほしい。ベテランには経験を伝えてほしい」と期待する。鮫島と同学年のMF阪口は「若い選手が多くて、すごく生き生きしている。全員から意見も出てきている」と、融合が進んでいる様子を口にした。

11年W杯優勝を知るメンバーは、鮫島、阪口、DF宇津木、DF熊谷、FW岩渕の5人。そのベテラン勢には3大会連続決勝進出の記録もかかっている。日本は11年ドイツ大会優勝、15年カナダ大会準優勝で、3大会連続決勝進出となれば女子W杯では史上初の快挙となる。鮫島は「いい意味で今の若い世代が持つ自信がある感じとかを、どれだけチームに反映させていくかは大事だねという話は(ベテラン勢で)している」と明かした。新生なでしこは6月10日(日本時間11日)アルゼンチン戦でキックオフだ。【松尾幸之介】(おわり)