U22横内監督代行「我慢してプレーできた」初決勝

<トゥーロン国際大会:U-22日本2-2(5PK4)U-22メキシコ>◇準決勝◇12日◇フランス

日本はメキシコに2度追いつく執念を見せ、PK戦の末に競り勝ち初の決勝進出を決めた。

横内昭展監督代行(50)は試合後「最後まで我慢してプレーできた。悪かったのはセットプレーでやられたのでそこは課題」と振り返った。決勝はU-22ブラジル代表とU-22アイルランド代表の勝者と対戦する。横内監督代行は「僕たちはチャレンジャーなので、思い切りぶつかって決勝は楽しみたい」と話した。

FW小川航基(21=ジュビロ磐田)はで1-2の後半43分、FW旗手怜央(21=順大)のロングボールに抜け出し、チームを救う同点ゴールを決めた。今大会初ゴールの小川は「メキシコも疲労していて、裏が空いてると狙っていた。そこはつけてよかった」と話し「ここまでくると総力戦。チーム一丸となって全力で戦いたい」と決勝戦を見据えた。左ウイングバックで攻守に奮闘し1得点したMF相馬勇紀(22=名古屋グランパス)は「碧(田中)選手がシュートして、こぼれ球にしっかりつめていた。ボールだけ見ていいミートができた。中2日、チーム全員で勝利したい」と、初優勝に意欲を見せた。