日本サッカー協会は30日、キリンチャレンジカップのパラグアイ戦、ワールドカップ(W杯)アジア2次予選兼アジア杯予選のミャンマー戦に臨む日本代表メンバーを発表した。
森保ジャパンが史上最多の「海外組19人」でW杯予選初戦に臨む。欧州のリーグが開幕直後で、相手も敵地とはいえ格下ミャンマー。森保一監督は選考過程で若手の比重を多くする構成も選択肢に入れていたが、最終的には常連組中心の堅実な顔ぶれを並べた。「監督をしてきた中でベストのメンバー」と胸を張った。
理想の布陣実現への準備は入念だった。8月に代表スタッフを欧州視察に派遣。加えて海外担当強化部会員の藤田俊哉氏と、今夏新たに契約したFC今治の元強化責任者・高司裕也氏が、欧州を拠点に海外組と、所属クラブとコミュニケーションをとり続けた。結果、計11カ国からなる強力な“多国籍軍”でW杯予選の幕開けを迎えられた。
国内組4人も史上最少。海外組の勢力図拡大の傾向にあるが「招集させてもらった選手全てがこれからの選考の対象。招集しきれていない選手も多数いる」と門戸を開きながら、アジアを着実に勝ち抜いていく。
◆海外組が史上最多19人 これまでの記録は6月の親善試合トリニダード・トバゴ戦とエルサルバドル戦の18人。この時は国内組9人を含め計27人が招集され海外組の比率は66・7%。今回は国内組が史上最少の4人で、海外組の比率は82・6%に。今回と同じ23人の招集ではザッケローニ監督時代の13年2月6日ラトビア戦、西野監督時代の18年W杯ロシア大会の15人がこれまでの海外組最多人数。