長友レアル入り野心?「33歳だけど諦めていない」

パラグアイ戦を前に、ボールを使った練習をするDF長友(撮影・加藤諒)

キリンチャレンジ杯のパラグアイ戦(9月5日)とW杯アジア2次予選兼アジア杯予選の初戦ミャンマー戦(同10日)に臨む日本代表メンバーが2日、この日から茨城県内で行われる国内合宿に向けて宿舎に集合した。

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トルコ1部ガラタサライの日本代表DF長友佑都(32)が、史上最多の海外組19人に質を求めた。自身4度目のW杯予選に向けた練習初日を終え「より厳しい環境で戦う選手が増えた」と歓迎したが「ただ、ビッグクラブの所属は1人もいない。世界で上に行くためには全然、足りない」と注文をつけた。

18歳MF久保のRマドリード移籍も「行くことが成功ではない。レアルでポジション争いに勝ってもらうことが理想だった」と、あえて厳しく。一方でマジョルカへの期限付き移籍には「チャンスが増えるので成長できる」と理解を示し「デビュー戦は見られなかったけど、今後期待して見ていきたい」と愛を込めた。

「1人でも多くビッグクラブへ」。自身も含む。18年冬にインテルミラノを退団したが「33歳だけど諦めていないし、チャンスはある。今季の欧州CLはRマドリードやパリサンジェルマンと同組。活躍すれば大きな誘いがあるかもしれない」と野心に燃えていた。