日本大量6点快勝 南野3戦連発、長友、永井続いた

日本対モンゴル 前半、先制ゴールを決めて喜ぶ南野(撮影・狩俣裕三)

<W杯アジア2次予選:日本6-0モンゴル>◇10日◇埼玉スタジアム

日本代表(FIFAランク31位)は10日、W杯アジア2次予選でモンゴル代表(同183位)に大量得点で快勝した。MF久保建英(18)はベンチ入りしたが出番はなかった。

立ち上がりは、引いて守る相手に、再三、決定機を迎えるがなかなかゴールを割れない。前半19分には、FW永井謙佑(30)がゴール前で粘って頭で押し込むもファウルでノーゴールとなった。15年9月、同じW杯2次予選で圧倒的に攻めながらもシンガポールに引き分けた“悪夢”と同じ序盤になったが、それを払拭(ふっしょく)したのはやはり、三銃士だった。前半22分、右サイドを突破したMF伊東純也(26)のクロスをMF南野拓実(24)が頭で押し込み待望の先制点を挙げた。南野は2度目の3試合連続ゴールとなった。

そこから日本はゴールラッシュ。前半29分は左コーナーキックからのルーズボールをDF吉田麻也(31)が頭で合わせ追加点。同33分にはMF伊東のグラウンダークロスにDF長友佑都(33)が合わせ3点目。直後の前半40分には、MF伊東のクロスをFW永井謙佑(30)が頭で合わせて前半だけで4得点を挙げた。

後半11分には左コーナーキックからMF遠藤航(26)のヘディング弾でさらにリードを広げる。酒井はこのゴールの直後にDF安西幸輝(24)と交代。後半16分には、MF南野に代わり、FW鎌田大地(23)が入った。日本の最後の交代カードは後半25分にFW永井に代わって入ったMF原口元気(28)。