<練習試合:U22日本0-1広島>◇14日◇広島広域公園第1球技場
東京オリンピック(五輪)世代のU-22日本代表が14日、J1サンフレッチェ広島と35分ハーフの練習試合を行った。今回はA代表でなくこの五輪代表に招集されているMF久保建英(マジョルカ)、DF板倉滉(フローニンゲン)は後半から出場。MF堂安律(PSV)はコンディション調整を優先して出場を見送った。
五輪代表はGKに谷晃生(G大阪)、3バックで右からDF岩田智輝(大分)、立田悠悟(清水)、瀬古歩夢(C大阪)。ウイングバックは右にMF長沼洋一(愛媛FC)、左に菅大輝(札幌)が入った。MF中山雄太(ズウォレ)とMF原輝綺(鳥栖)がボランチを組み、MF食野亮太郎(ハーツ)、MF鈴木冬一(湘南)の2シャドーで1トップにはFW小川航基(水戸)という先発となった。
前半をスコアレスで終え、後半13分に先制点を許す。久保はその後の19分から、後半開始から2列目に入っていたMF三好康児(アントワープ)と代わって出場した。26分に敵陣からドリブルでゴール前まで切り込むも、ここは味方との連係が合わずにボールを奪われ、悔しそうに声をあげた。
29分には中央よりでボールを受けると、FW上田綺世へ鋭いスルーパス。「セットで出場しているときはああいう形が増えると思う」と狙い澄ましたパスだったが、上田のシュートは惜しくもゴール右へ外れた。
短い時間で縦パスを多く引き出しチャンスを作ったものの、0-1のまま終了。試合後は「負けていたので、ひっくり返せなかったのはよくなかった」と、攻撃陣の1人としての責任感を口にした。
チームは17日に、国際親善試合キリンチャレンジ杯でU-22コロンビア代表と対戦する。
★U-22の先発メンバー
▽GK
谷晃生(G大阪)
▽DF
岩田智輝(大分)
立田悠悟(清水)
原輝綺(鳥栖)
瀬古歩夢(C大阪)
▽MF
中山雄太(ズウォレ)
長沼洋一(愛媛FC)
食野亮太郎(ハーツ)
菅大輝(札幌)
鈴木冬一(湘南)
▽FW
小川航基(水戸)
★広島の先発メンバー
▽GK
広永遼太郎
▽DF
エミル
吉野恭平
東野広太郎
▽MF
野津田岳人
東俊希
松本大弥
清水航平
柴崎晃誠
▽FW
渡大生
ドウグラス・ビエイラ