U22三好「連係大事」停滞気味の攻撃にアクセント

練習試合、広島戦の後半、サイドにパスを出す三好(左)。右は広島MF清水(撮影・河野匠)

<練習試合:U22日本0-1広島>◇14日◇広島広域公園第1球技場

MF三好康児(22=アントワープ)は、バー直撃のループシュートで魅せた。

後半から3-4-2-1の右シャドーで出場すると、同17分、相手GKの位置を見定めてセンターサークル付近からループシュートを狙った。

バーに直撃してゴールこそ奪えなかったが、停滞気味だった攻撃にアクセントを加えた。「相手の位置は見えていたので、そこを決めきる力が必要」と悔やんだ。

3日後には国際親善試合キリンチャレンジ杯U-22コロンビア戦(17日、Eスタ)に臨む。三好は攻撃において、連係と同様に個の力が重要だと考えているようで、「前線の選手はそれぞれの特徴があって、個々でいける部分もあると思う。チームとして狙っていくコンビネーションの部分も、やはり日本の特徴のひとつだと思う。新しい選手は入ってるけど、誰しもが初対面ではないし、それぞれの特徴をつかんでいる。合わせられる力はそれぞれ持っていると思うし、コロンビア戦はそういうところを狙いながら、それぞれ自分自身のプレーを出した上で、連係も大事になると思う」と話した。