U23相馬「もっと質を高めないと」1次リーグ敗退

U-23日本対U-23シリア 後半、ドリブルで攻め込む相馬(撮影・前田充)

<U-23アジア選手権:日本1-2シリア>◇1次リーグB組◇第2戦◇12日◇バンコク

第1戦でベンチスタートだったMF相馬勇紀(22=名古屋グランパス)は、先発起用に応える1ゴールを決めて見せた。左ウイングバックのポジションから、持ち前の突破力で何度もバイタルエリアに進入し、クロスを上げ続けた。

しかし敗戦という結果を受けて「どれだけ戦えるかの部分で相手より劣っていた、アジアでも勝てない、というのが今の実力」とうつむいた。自身のクロスの質についても「上田綺世という競り合わせればだいたいの敵に勝てる選手がいる中で、(上田に)合わせられないのはまだまだだ」と厳しく採点。「得点が入らないとサッカーは勝てないスポーツなので、もっと質を高めないと」と自分に言い聞かせた。