25日の国際親善試合・韓国戦で鮮烈デビューを飾った日本代表DF山根視来(27=川崎フロンターレ)が27日、オンライン取材に応じ、恩師の曹貴裁監督(現京都)からメッセージを受け取ったことを明かした。
山根は韓国戦の前半17分、FW大迫の落としに反応し、ゴール前に抜け出し先制点を挙げた。曹監督は山根が湘南ベルマーレ在籍時の指揮官。山根を攻撃的ポジションから3バックの右にコンバートし、特長を引き出した恩師の1人だ。山根は「堂々とプレーしていたということと、褒めていただいた。そのメッセージはうれしかった。プロになってからずっと「海外のサッカーの強度はこうだ」と教えられてきましたし、そのイメージを持ちながらゲームも出来た。そこの部分で、湘南でやってきたことは間違っていなかったとあらためて思った。そこは、自分の中でうれしかったです」と振り返った。
日本代表の右サイドバックは、フランスのマルセイユでプレーするDF酒井宏樹(30=マルセイユ)、DF室屋成(26=ハノーバー)がいる。その中で、山根はデビュー戦で結果を残し、国内組から右サイドバックの競争に名乗りをあげた。山根は昨秋、海外組で構成された日本代表の試合をテレビで見ていた。そこでの酒井のプレーに「3バックでもサイドバックでも強度、対人の強さは圧倒的で、正直化け物だなと。普段のリーグでも、ネイマールを相手にしているような選手。正直、そこの部分での違いはまだある」と敬意を口にする。それでも「自分の良さは、サイドバックらしくないというか、攻撃の時に中でプレーし得点を狙うところ。そこの違いというところで、結果を常に残していけたら」と前を向く。
海外組を含めた日本代表の活動を通じ、日常的に世界を相手に戦う海外組の強度やスピードの差を実感した。「イメージしていた中でも、その場に立って経験してみると、やはりこれだけ違うのかと刺激になった。今は川崎でやっているが、その基準はずっと、忘れないでやっていかないと。国内でも基準をもっと上げてやっていかなければ」。30日にはW杯カタール大会・アジア2次予選のモンゴル戦が控える。「点を取ること、アシストすることが1番目につくと思う。出てる試合はすべて両方狙っている。こういう大きい舞台なので、どんどん、チャンスがあるところに入っていけたら」と、出場した際は得点に絡むことを誓った。