U24生かした「OA3人衆」酒井、吉田、遠藤初のスタメン揃い踏み

U-24日本対U-24ガーナ 前半、CKで相手と競り合う吉田(左)(撮影・前田充)

<国際親善試合:U-24日本6-0U-24ガーナ>◇5日◇ベススタ

五輪代表が別人のように、生き生きと躍動した。A代表との試合で、0ー3と完敗した姿はそこにはなかった。原動力は、紛れもなくDF酒井宏樹、吉田麻也、MF遠藤航のオーバーエージ(OA)枠の“先輩”たちだった。特に右サイドバック(SB)の酒井が、攻撃陣を後押しした。前半45分。敵陣中央のMF田中から、右サイドの裏へ浮き球のパス。絶妙な抜け出しでボールを受けたのは酒井だった。ペナルティーエリア右から速いグラウンダーのクロス。オウンゴールを誘発した。

“4列目からの飛び出し”が“後輩”を活性化させた。酒井が幾度もオーバーラップすることで2列目の右でプレーするMF久保、MF堂安らの選択肢が増えた。時に酒井をおとりに使い、自ら仕掛け、状況を見て、サイドからのクロスを選ぶなど、スペースを有効活用した。

ボランチの遠藤は、相手の攻撃の芽を摘んだ。前半16分。先制点となった堂安のボレーは、相手のゴールキックを遠藤がクリアしてから。A代表同様にキャプテンマークを巻いたDF吉田も、最終ラインを安全に統率。前半は相手のシュートは0。OA枠の3選手が初めてスタメンでそろった一戦。守備のスペシャリストが、五輪代表にガッチリ加わった。【栗田尚樹】