U24日本、堂安&久保弾などでジャマイカに4発快勝

U-24日本対ジャマイカ 後半、チーム4点目のゴールを決めた堂安(左)とハイタッチするアシストの相馬(撮影・前田充)

<国際親善試合:U24日本4-0ジャマイカ>◇12日◇豊田スタジアム

東京オリンピック(五輪)メンバー決定前最後の試合となるU-24日本代表はジャマイカを4-0で下した。相手はA代表ながら、終始主導権を握っての快勝だった。

前半16分、堂安から右で球を受けた久保の折り返しは前田には通じず。同20分、旗手からのパスをフリーで受けた久保のシュートは左ポストに嫌われた。

先制点は同32分、飲水タイム直後のスローインを起点に久保がドリブルで右からペナルティーエリアに進入し、揺さぶってから最後は相手DF陣、GKら4人の股を抜くシュートを決めた。さらに同42分、遠藤航がペナルティーエリア左手前からタイミング、軌道ともに絶妙なコントロールでゴール右隅に蹴り込んだ。

後半12分には、後半から出場した上田が三笘からのスルーパスに抜け出し、前に出たGKの頭上を越えるループシュートで3点目を奪った。同19分にはやはり途中出場の相馬がドリブルでGKをかわし、堂安のゴールを演出。五輪メンバーへの生き残りへ、途中出場選手の意欲をうかがわせた。

守備機会は少なかったが、吉田らを中心に守りも危なげなかった。

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