柴崎岳 最終予選へ「成長させていきたい」代表の層の厚さ必要性説く

柴崎岳(19年11月撮影)

約10カ月ぶりに日本代表に復帰したMF柴崎岳(29=レガネス)が1日、ワールドカップ(W杯)カタール大会のアジア最終予選を前にオンライン取材に応じ、代表の層の厚さの必要性を説いた。

W杯ロシア大会に出場し、その後、一貫して「ベンチメンバーを含めて本大会に臨まないといけない。最終予選を踏まえていろんな選手が出ていかないと、安定してチームとして戦いをしていけない」と話してきた。代表から離れている間、ボランチはMF守田、東京五輪世代のMF田中も台頭し競争が激しくなっている。「チームの中で、競争もそうだが、いろんな選手が出ても戦える、というのができていると思う。それをこの予選で、成長させていきたいと思っていますし。個人的には、競争という感覚でなく、チームとしてどうやって成長していけるかの所にフォーカスしている。その中で、自分自身のパフォーマンスをどう出すかに集中している」と、層の厚さを歓迎した。

今年の3、6月の代表参加はチーム事情もあり実現しなかった。離れていた期間は、日々の成長を掲げ取り組み、その中で評価されれば代表に選ばれるとも考えていたという。東京五輪の試合は、全試合見ており「1戦1戦、選手が成長していく、自信を勝ち取って戦っていくというのは見ていた。ここから何人、Aに食い込んでさらに成長させていけるか、ところはこれから非常に興味がありますし。底上げをしていかないといけない世代だと思います」と話す。

東京五輪を終えたU-24世代の選手たちは、強豪国との差を口にした。スペインでプレーする柴崎は「例えばスペインだったら、あのシステムとやり方でAもアンダーも一貫してやっている。クラブ単位でも目指す攻め方、守り方はA代表や五輪世代の戦い方と似ているクラブが多々ある。彼らは何年、何十年かけて積み上げてきている」と分析し「すぐにできるものではない。歴史や、経験、成功失敗を繰り返しながら続けることが、もしかしたら、スタイルにつながっていくのではないかなと思います」と自身の見解を述べた。