森保ジャパンが流通経大に7発大勝 上田綺世が後半だけでハットトリック

日本代表対流通経大 PKでゴールを決める上田(撮影・横山健太)

<トレーニングマッチ:日本代表候補7-0流通経大>◇21日

千葉県内で合宿を行っている日本代表候補が流通経大とのトレーニングマッチを行い、7-0で勝利した。

スタメンはGK権田修一(清水)、がDF酒井宏樹(浦和)、中谷進之介(名古屋)、谷口彰悟(川崎F)、長友佑都(東京)。MFは稲垣祥(名古屋)、脇坂泰斗(川崎F)、江坂任(浦和)で、FWには大迫勇也(神戸)武藤嘉紀(神戸)、相馬勇紀(名古屋)が入った。

開始3分にセットプレーから大迫が決めて先制。16分には相馬が相手のクリアボールを体に当てて拾うと自ら持ち込んで右足で決めた。続く20分には長友と相馬によるパス交換で左サイドを崩すと、最後は長友の中央へのパスに走り込んだ武藤が合わせて決めた。

後半は権田、脇坂、谷口を除くメンバーが交代。10分にはFW上田綺世(鹿島)がMF渡辺皓太(横浜)のアシストで得点。2分後には渡辺にもゴールが生まれた。27分にはMF荒木遼太郎(鹿島)の左クロスに上田がダイビングヘッドで合わせて追加点。終了間際にも上田が自ら獲得したPKを決めた。

W杯アジア最終予選は27日に中国戦、2月1日にサウジアラビア戦(ともに埼玉)を控える。合宿最終日となる実戦で各自がアピールし、22日のメンバー発表を迎える。