サッカーのワールドカップ(W杯)アジア最終予選で大事なホーム2試合(27日中国戦、2月1日サウジアラビア戦)に臨む日本代表が、24日から千葉県内で合宿を開始する。
この日午前、オンライン取材に応じたDF長友佑都(35=FC東京)は、相次ぐ主力の離脱も“ポジティブ”に捉えた。
DFラインではケガで招集外となった主将の吉田に加えて、前日23日に冨安の離脱も発表されていた。
「これまで日本代表を支えてきたセンターバックの2人で、もちろん今回来られないというのは残念。ただ日本にはたくさんいい選手がいますし、代わりに出てもしっかりと戦える選手がいるので、僕自身は心配していないですね」
ショッキングなニュースにばかり目が行くが、このコロナ禍でホームで戦うことができなかったり、海外組が入国できなかったりと、他にも考えられた不測の事態について言及。
「そういったネガティブな要素をいろいろ考えていくと、ホームで試合もできますし、海外組もほとんどの選手がこれで集まれたというのは、僕自身は非常にポジティブだなと思っています」
吉田がケガした直後に連絡を取り、思いを託されたことも明かした。
「吉田はとにかく『今回行けないけど、ユウト頼んだ』ということを言われましたので、期待に応えられるように頑張るしかないなと思います」
大一番を前にした相次ぐアクシデントも、ベテランの経験値とチームのまとまりで乗り越えてみせる。