<ワールドカップ(W杯)アジア最終予選:日本2-0サウジアラビア>◇B組◇1日◇埼玉
谷口彰悟と板倉滉のセンターバック2人が、サウジアラビアのクロス攻撃をことごとくはね返した。吉田麻也と冨安健洋の主力2人を欠いて不安視されたが、中国戦に続いてコンビを組んだ2人が安定したプレーで無失点勝利に貢献した。
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OPTAが集計したデータによると、サウジアラビアのクロス成功数はわずか1本。その成功率はサウジアラビアにとって今予選最低の5%だった。6勝1分けで無敗だった過去7戦の同成功率は平均29%。日本の新センターバックコンビの奮闘が数字によく表れていた。
〈サウジアラビアのW杯最終予選のクロス数と同成功率〉
第1戦 3○1ベトナム 24本 12.5%
第2戦1○0オマーン 17本 35.3%
第3戦1○0日本 16本 31.3%
第4戦3○2中国 11本 27.3%
第5戦0△0オーストラリア 8本 37.5%
第6戦1○0ベトナム 18本 38.9%
第7戦1○0オマーン 9本 22.2%
第8戦0●2日本 20本 5.0%