<U-20アジアカップ(アジア杯):U-20日本2-1U-20中国>◇3日◇ウズベキスタン◇D組第1節
U-20日本代表が初戦の中国戦を2-1で逆転勝ちし、U-20ワールドカップ(W杯)切符獲得へ好スタートを切った。
富樫剛一監督(51)の采配がズバリ的中した。途中出場のFW熊田直紀(18=FC東京)が2得点、MF佐野航大(19=ファジアーノ岡山)がアシストで逆転に成功した。
苦しい展開だった。前半6分、コーナーキックからDF田中が後ろにそらしたところ、オウンゴールとなり先制を許した。その後、5バックで引いて守る相手に大苦戦。ハーフコートに押し込み攻め続けるも、得点が奪えず前半を0-1で折り返した。
富樫監督は後半頭からMF甲田に代えてMF永長を投入。後半11分にMF横山に代えMF佐野、FW坂本に代え身長183センチと高さのあるFW熊田を投入した。
後半21分。途中交代の2人から同点弾が生まれた。左サイドで佐野が仕掛けると、ふわりとした浮球クロスを挙げた。長身でヘディングに強い熊田が頭で合わせ、ボールはポストに当たりゴール左に吸い込まれた。
佐野-熊田コンビは止まらない。直後の後半25分、再び佐野が左サイドからクロスを送る。ゴール前の熊田はボレーシュートに行くがミートせず。地面に倒れるもすぐに起き上がり、ボールを拾うと右足でネットを揺らした。
後半45分には、ペナルティーエリア内で熊田が相手に倒されPKを獲得。キッカーはハットトリックがかかる熊田ではなく、東京のチームメートで主将のMF松木。松木は右に蹴り込んだが相手GKにストップされ3得点目はならなかった。だが、引いた相手を崩すアジアの戦いの難しさを総力戦で乗り越え、しっかり逆転で勝ち点3をもぎ取った。