<国際親善試合キリンチャレンジ杯:日本4-2トルコ>◇12日◇セゲカ・アレーナ(ベルギー・ゲンク)
初先発のMF伊藤敦樹(25=浦和)が代表初得点で一発回答の結果を出した。
6月シリーズでは追加招集だったが、今回の欧州遠征は文句なしの召集。ボランチの一角で先発すると、前半15分、ペナルティーアーク付近から左足で得意のミドル弾を決めた。流通経大の先輩・守田英正の背中を猛追し、代表の中盤争いに名乗りを上げた。
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伊藤敦が得意のミドルで、代表初先発で初得点を決めて見せた。前半15分。MF堂安とのパス交換でペナルティーアーク付近に切れ込むと、迷わず左足を振り抜いた。鋭い弾道でゴール右上に突き刺さった。得点場面に「レッズでやっている動き」と胸を張り「シュートを打った瞬間に入ったと思った。代表初得点がいい形で取れてうれしい」と笑みをこぼした。
両親が浦和サポーターで幼いころから埼玉スタジアムへ足を運んだ。サッカーを始めたのもレッズがきっかけ。生粋のレッズサポーターとして育った。中学、高校は浦和のアカデミーでプレーし、流通経済大を経て21年に念願だった浦和に加入。1年目から定位置をつかんだ。
チームが苦しいときに得点を決める。今季は特に「シュートの意識、得点に関わるプレー」を心掛け、5月31日の広島戦では終了間際に勝ち越し弾。6月の天皇杯2回戦・関西大戦では延長戦で決勝点を決めた。 6月の代表活動は、MF川村拓夢の離脱で追加招集された。流通経大の先輩でW杯カタール大会に出場したMF守田英正の姿にも刺激を受けた。「一番近かった選手がプロに行って(代表の)主力になったのを見たので。そこは大学から目指していたところでもあった」。
今回の遠征は最初からメンバー入りした。ドイツ戦は出番がなかった。中盤の序列ではまだ下だと分かっている。だからこそトルコ戦に懸けていた。「守備ではボールを奪いきれなかった場面もあった。この試合を成長につなげたい」。先輩の背中を追い、中盤の争いに割って入る。