<ワールドカップ(W杯)アジア2次予選:シリア0-5日本>◇21日◇B組◇第2節◇プリンス・アブドゥラ・アル・ファイサル・スタジアム◇ジッダ・サウジアラビア
サッカー日本代表(FIFAランク18位)がシリア代表(同92位)に5発大勝した。
トップ下で先発のMF久保建英(22=レアル・ソシエダード)が鮮やかなミドルシュートで先制点を決めた。前半32分、MF伊東純也からのパスを受け、右よりかたカットイン。得意の形に持ち込み、ペナルティーエリア手前から左足でミドルシュートを決めた。序盤から押し込みながらも無得点時間帯が続いていただけに「あそこで1発決めることが出来たのは本当に相手のプランを崩すためにもよかったと思う」。引いて守りカウンターを狙う相手を気落ちさせるには十分な一撃だった。
これを皮切りに、37分、40分とFW上田綺世が2得点。そこまでの決めきれなかった時間が嘘のようにたたみかけた。上田は「点が取れない時間が長いほど、相手もモチベーションが上がってくるし、僕らとしてももどかしくなってくる。タケのゴールが今日の試合の決め手だった」と、久保の1発を称賛した。
試合後、会見に出席した森保一監督(55)も「素晴らしいミドルシュートを決めてくれた。1点入らないと、相手の集中力がどんどん上がってきて、より難しくなる。貴重なゴール」と賛辞を惜しまなかった。欧州の舞台で存在感を増し続けている22歳が生んだ、さすがの役者ぶりと言える1発だった。